オリジナルBL〜ヘタレ主人公と神職とネコミミ少年<けもみみ>

愛なき花の見る夢は


ネコミミ少年の暑い夏#3「幸せを与えるユキ」

*ケモミミの話です。


「ユキちゃんは、何が食べたいのかな?」
「んとね、あいしゅにゃの」
「えーと、アイスクリームかい?」



 

#3

 商店街の喫茶店に珍しく入った俺とユキ。
マスターにはそれがとても嬉しいらしく、おしぼりやらメニューやら、甲斐甲斐しくユキの手伝いをしてくれている。
 皆がユキの事を可愛がってくれていることに少々戸惑いを覚えなくも無いのだが、彼らが幸せそうなのを見ていると無碍に拒否することも出来ない。
今回も俺は黙ってマスターがユキの世話をしてくれているのを見ていた。


「ユキちゃんは、何が食べたいのかな?」
「んとね、あいしゅにゃの」
「えーと、アイスクリームかい?」
「うんん、あいしゅ!」
 かなり歳のいった白髪のおっさんが、可愛いユキを相手にしている姿はまさにお爺ちゃんと孫だ。
ついつい可笑しくなって笑い出しそうになる。
「マスター、ユキはかき氷に挑戦したいんですよ」
「え、ああ、かき氷か!」
「ほら店頭にかき氷の機械が置いてあるじゃないですか。ユキはそれが気になってここに来たんです」
「ああ、そうだったの。じゃあユキちゃん、今かき氷のメニューを持ってきてあげるね」
「うんっ!」
 いそいそとカウンターに向かうマスター。
本当に嬉しいらしい。

「ごしゅじんしゃま」
「ん?」
「かきごーり、あのきかいでつくるにょ?」
「いや、あれは宣伝に置いてあるだけで、たぶんカウンターの中に置いてあると思うぞ」
「ふにゃ。かきごーりのきかい!」
 目を見開いてキラキラさせている。
興味津々、の状態だ。
「マスターが作る時に見せてもらうといいんじゃないか?」
「うん! おねがいするにゃ!」
 にぱっと口の両端を上げて、ユキは頷くのだった。


〜つづく〜

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プロフィール

滝川勝之

Author:滝川勝之
BLでR18な小説も扱っているので苦手な方や知らない方、年齢に達していない方は撤退を!

切なく、甘く、淫猥で…兄弟、ケモミミ、職業ものなどを扱っています。

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